搬送された病院は2駅ほど離れた所にあるO整形外科。
救急車から下ろされストレッチャーごとER的な空間に放置される。
ここ、緊急搬送先だよなぁ・・・やだなぁ・・・こうER的ハデな患者が運ばれてきたら滅入るなぁ・・・
とか思ってたらレントゲン取るためにまたストレッチャーごと運ばれて撮り終えるとまた元のER的空間に放置される。
サラリと書いているが当然足は痛い。超痛い。でも叫ぶ程ではない。
例えるならば捻挫の5倍くらい痛い。
・・・あんまりうまく伝わってない気がするけど、とりあえず顔面蒼白になる程度には痛い。
どれだけ待たされたであろうか。
小太りのメガネをかけた如何にもオペで着ます!みたいな緑色の服を着たドクターと思しき人物が来て
開口一番、酷いよーこれーと笑いながら言う。
どうやら先ほど撮ったレントゲンを見たらしい。どう酷いという説明をしないまま
簡易ギブス(足の裏から踵、ふくらはぎの裏辺りまでを固定するような支え)を宛がう。
ドクター1に看護士3人(全員おばちゃん)でやる。多すぎじゃないか?そんなに必要かこの処置。
と思いながら口には出さず。そんな余裕もない。繰り返すが痛いのだ。
なんとか応急処置なのかなんなのかまったく説明されてないが某かの処置を終えると
連絡が入ったのか親が来ていた。呆れた顔をされた。しゃーない。
そうこうしてるうちに看護士が来てER的な空間からまたしてもストレッチャーで移動。
エレベータで2階にあがり、何回か曲がり、病室につれてかれてしまった。
とりあえず入院らしい。
実はこのときまでワンチャン家に帰れるんちゃうかなーとか思っていたのだ。
骨は折れても別にこのまま安静にしてりゃいいんだろ?と。
何しろ碌な説明も受けてないので自分の現状を理解していなかったのだ。
骨折れた?1ヶ月もすりゃ治るだろと。
そこへ告げられた入院の宣告。
人生初の入院である。今日は初めてづくしでお赤飯だね!とかボンヤリ考えていた。
以下次回。
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